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新まにあリュージョン!

霊感なしのスピリチュアルオタク

過去に心不全になった話 エピソード2

前回の続きです。

入院中にマンガを読んでいたら看護婦さんに、「あなたの病気について知識が増えるから、『医龍』というマンガはお勧めよ。と言われました。

これも今考えたら、医「龍」って(笑)。

 

どうせ暇なので家族に買ってもらい、読んでみて、愕然としました。

ご存知の方も多いでしょうが、テレビドラマ「チームバチスタの栄光」という題名にもなった、バチスタ手術を国内で成功させるすご腕の医者の話なんです。

バチスタって、拡張型心筋症の患者の心臓を一部切り取って小さく縫いなおすという外科手術のことで、多くの心臓移植患者は、この病気にかかっているとのこと。

 

・・・えええっ?!

私の病気って、この、心臓移植するかバチスタ手術するしか治る方法がないという、拡張型心筋症なの?!

ウソだろうと思いました。でも、どうやらそういう病名らしいんです。

 

拡張型心筋症は原因不明の病気です。

大きくなり続けるかどうかは個人差とのこと。でもまあ、確かに私の心臓はこの時点で肥大してますから、そういう病名になるのでしょう。

 

もうひとつショックだったのは、心臓手術後の患者さんを集めたレクチャーみたいなのが病院で開かれて、いろんな今後の過ごし方とか薬とかの説明がありました。その時に「薬はいつまで飲めばいいのですか?」と聞くと、「やめてはいけない」と言われたんです。つまり、一生飲み続けるってことです。

 

そんなの手術前に聞いてないですけど、って思いましたが、どうもお医者さんとこちらには温度差があります。お医者さんは命を救うんですね。つまり、死なないで生活できる為の処置をする。それに対して私は、健康になりたいんです。

 

そして、病院の中ではもう超健康的な生活を送り、普通の運動不足の人以上に歩けるし動ける私は、切り開いた肋骨さえくっつけばもう元すぐ元の生活に戻れるものとばかり思っていました。

で、肋骨のことを聞いたら、「そうですね、ゴルフで例えましょうか。骨がくっついたら、パターはOKです。6カ月で、スイングできるようになります。」との回答。

いや、ゴルフはしたことないけど、スイングに半年かかるの?!ウソでしょ。私、クマとお相撲とりたいんですけど。って思いました。冗談でもなんでもなく。当時はクマのトレーナーでしたから。

 

まだ入院している時点では、そんなわけないって思っていたのです。普通に元の生活にすぐに戻れると。手術後10日くらいで、リハビリで10分間の階段の上り下りができましたし。心臓手術なんて、普通はお年寄りがするものだからそういう基準で決めつけているのだろうと。

 

それが、約2週間で退院した時のこと。外に出ると、とたんに体が重たくなりました。日差しにあたり、ちゃんとした服を着て、靴を履いて、カバンを持って歩くのって、それだけでかなりエネルギーがいるんですね。この時初めて知りました。

食事も、病院では標準体重に合わないくらいのカロリー制限でしたが、普通にご飯を食べるとその後が結構疲れるんです。

これはのちの断食のモチベーションになったと思います。

 

その後は一ヶ月くらいして仕事に復帰しましたが、少し無理すると体調が悪化して体が重くなることの繰り返しです。

 

それでも無理して半年後にはまた、16歳のヒグマでショーを再開しました。

でも、そのクマも体力が落ちて皮下脂肪がたまっていて、人前でお見せするにはあまりにもテンポが悪過ぎ、調整もままならず、引退させることにしたのです。

もう、クマのショーはこの先の人生では無理だとあきらめました。

 

そしてそれから一年が過ぎた頃は、もう人生最悪の感じでした。

自分は動物を使わないで、お爺ちゃんのキャラクターに仮装して舞台に立つショーを命じられました。

体がそれ以上良くなる希望が持てなかったし、体が重いのは体重が増えたことに加えて、多分、うつ病の一歩手前でした。

いやむしろ、会社に行きたくなくて、うつ病になりたい気分でした。

 

そんなどん底が一年くらい続いて、あとは徐々に運勢が上向いてきました。

シェパード犬のハチローのおかげがかなり大きかったのですが、その辺りのいきさつは過去にブログに書きました。

 

 なんだか、話の進め方がスターウォーズみたいですね。

過去に書いたブログとは、職場で書いている別のブログです。

 

医龍(1) (ビッグコミックス)

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