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霊感なしのスピリチュアルオタク

速瓶玉命の妃神の雨宮媛命は阿蘇神社に祭られていないのが不思議。

国造神社主祭神は、速瓶玉命(はやみかたまのみこと)です。

その速瓶玉命の奥さん、いや妃神は雨宮媛命と言って、もちろん国造神社では主役の旦那さんに次ぐ二宮として祭られています。しかし不思議なのは、阿蘇神社の中心である健磐龍命の家族が十二宮もまつられているのに、義理の娘にあたる雨宮媛命が阿蘇神社では祭られていないんですね。

 

雨宮媛命は、宇土の方で祭られている海神の女神(蒲池媛神)と同一神らしいのです。さらに雨という名前からして、どう考えても水神です。

そして、速瓶玉命阿蘇神社より歴史が古いのではないかと言われる国造神社主祭神であるのに、阿蘇神社では十一宮、つまりビリから2番目に祭られているにすぎません。ではビリ(十二宮)は誰かというと、綏靖天皇(=金凝神)なのです。

 

綏靖天皇は、神武天皇の後の2代目天皇で、欠史8代と言われている具体記述のない天皇です。これは、阿蘇神社天皇家のいわゆる万世一系はつながりがあるのですよというアピールの為に祭られていると言っても、そう的外れではないと思います。

 

だから速瓶玉命は実質上、阿蘇神社ではビリとして祭られていることになります。

 もし、瀬織津姫が封印された神様だというならば、九州のほぼ全域にその名の知られる阿蘇一の宮神社で祭らず、それより歴史の古い土着の神様である国造神社で名前を変えて祭られていると考えるのもありかなと思うわけです。

 

最近のことですが、国造神社宮司さんの講演会があり、お話を聞いてきました。その時に頂いた資料のコピーで、雨宮媛命が宇土でも祭られていると知りました。

同時に、国造神社の境内に北宮水神宮があって、そこにミズハノメ(ミツハノメ)の神様が祭られていることも知りました。もう最近は色んな神社を回って、少し記憶があいまいなのですが、確か神社の由緒書きにはミズハノメの名前はなかったと思うのです。

マニアックな言い方をすれば、私個人にとってはこの資料を見るという引き寄せによってミツハノメ、つまり瀬織津姫の封印がまた一つ解かれたのです(笑)。

 

で、その資料の北宮水神社の由緒沿革です。

本社は、国造神社主神、速瓶玉命、妃姫雨宮媛命が自ら祭られた神で、社殿に、神功皇后三韓征伐の際、雨宮神従軍せられて武功ありたるは、水神の加護によりたるなり、とて凱旋の後、応神天皇に至りて、国造神社の宮居の内に水神祠を修造して祀り給えりとある。此の水神は、御国中の水神なりと尊称(八万八流れ水神とも称する)して、その信仰深く、旱ばつ甚だしくて到る所の水源減するも、この宮川の水源は聊かも変ることがない。これも雨宮神の霊験も加はりて、特に然る可しと云う。 

 

ミツハノメと雨宮神のダブル神様。ひっくるめて、瀬織津姫という感じです。

なん柱かひっくるめて神様になるのは、八幡の神様とかがいるから、それもありだと思います。逆に封印という意味で言えば、2つに分けられたとも言い換えられます。

 

しかし「封印」って、本当にミステリアスでかっこいいキーワードですが、それが解かれてその霊験で世の中が変るとか、そんなすごい次元の話ではないでしょうね。

次回はまた、別の角度から封印ということについて考えてみたいと思います。

 

※後日談。この記事をアップしたすぐ後で、阿蘇神社速瓶玉命が建てた神社だという言い伝えがあることを知りました。だと、自分の妃を祀らないのも納得できましたが、別の疑問もわきました。またいつか。