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新まにあリュージョン!

霊感なしのスピリチュアルオタク

高千穂峡とおのころ池の石祠

高千穂には、高千穂峡という有名なパワースポットがあります。

「パワースポット」という言葉が嫌いだという人は多いでしょう。

 

そんな言葉があるから、パワーを「頂く」のではなく、「持ち去る」感覚のミーハー人が増えてパワースポットのパワーが落ちて行くのだという感覚。

天然記念物の野草を気楽に摘み取るような精神的なマナーの悪さ。

しかし、そういった場所を一番いい時期に独り占めなんてできませんし、「自分はそこらの観光客とは違うんだ」というのも一種の思いあがりなのでしょうね。

 

私も昨年から、高千穂の神社巡りに気がすんだら、次は有名な高千穂峡にも久しぶりに行ってみたいなと思っていました。最近の宮崎県は高千穂に限らず、前の県知事時のおかげで観光地としてクローズアップされてプチブームでしたから、そろそろほとぼりも冷めたかなと。

 

そうこうするうちに高千穂峡の中に「おのころ池」という場所があって、その池の真ん中にある石祠がもともと瀬織津姫を祭っていたものだというネット情報を得ました。

なんてタイミングだろう。と思いました。

で、行ってみました。かれこれ20年ぶり以上の高千穂峡は、平日でも・・・

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人がいっぱいでした。真名井の滝。

 

私が行くような神社はほとんど一人占めできる方が大半なので、久しぶりに観光地に来たという雰囲気を味わえました。

特に、サービス業の人は土日に休むことがあまりありませんから、人の多さにびっくりしました。

 

で、おのころ池。

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看板の向こうにきれいな水の池と、その中に小島があります。

 

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この祠のことですね。

しかしなんというか、あまりここに意識を飛ばすのは、雑踏の中で有名人を見つけて大声で名前を呼ぶようでかえって失礼なのではないかと思えました。

というか、きっと神様は今はいないのだろうなと思いました。

水は、とてもきれいなのです。それこそ、神がかり的なくらいきれいです。

 

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鯉やチョウザメは泳いでいますが。

チョウザメはご存知、キャビアを生むロシアの淡水魚ですが、きれいな水を利用してここで養殖の研究が進んでいるのですって。

 

もう1つ、一応気になることがあって、この池の側にある祠も本当は瀬織津姫を祭っているのではないかというウワサがありました。

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こっちは不確か情報ですが、瀬織津姫だという説と、男の名前で祭られているけど実は女神らしいという説がありました。

 

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それより有力だなと思われるのが、この久太郎水神は、河童らしいのですが。

 

・・・しかしここにいるとなんだかもう、謎ときとかがバカらしくなってくるのです。

 

なんというか、人が居ようが居まいが、観光地化されようがされまいが、チョウザメが泳ごうが、ここには圧倒的なきれいな水があります。吸い込まれるような畏れ多いような切り立った、それでいて美しい岩があります。

大きな地球を感じさせるような、自然神がいます。これは阿蘇山の噴煙を間近で眺めている時と同じ感覚です。

自然の神様は「私ごときが想像するちっぽけな瀬織津姫」などよりもっと大きなものです。パワーを観光客ごときに奪われるような、そんなものではありません。また、それほどマナーの悪い人がいないのも何かがあるのでしょう。

 

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スサノオとアマテラスの伝説が残っていました。

スサノオが彫った月の形の岩があると書いてありました。

 

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ええと、あの上のやつかな。

 

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うん、見える見える。確かに三日月の形。

 

いつの間にか、普通の観光気分でなんだかリラックスしていました。

 

ボート、30分待ちだって?

またいつか来ようっと。

と思いながら、帰路についたことでした。