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新まにあリュージョン!

霊感なしのスピリチュアルオタク

今度はだんだん、国龍神が気になって仕方がなくなってきました。 その3

瀬織津姫情報を探している時に「梨木平の桜」さんのブログを見つけた時には、本当にびっくりしました。阿蘇山の女神である阿蘇津姫が、瀬織津姫だという情報。

 

しかし今回、それに近いくらいびっくりしたのが、このブログの記事です。

ameblo.jp

アメーバブログで、ちゃんと名前も出している・・・と思ったら、「武岩 達男」さんて、タケイワタツオというハンドルネームですね(笑)。

 

そして、このブログとほとんど同じ情報ソースだと思われる一冊の本。

残念ながら、はてなブログの「アマゾン商品紹介」機能では取り扱いがないのですが。

阿蘇神話街道 ~草部吉見神話を原点として~ (山村將護 著)」

という本です。

どちらも、「草部吉見大明神国龍神由来」という古文書について書いてあります。きっと、武岩さんが山村さんの本を元ネタにして書いたのだと思いますが、引用のコピペが楽なのと、最初に知ったのが武岩さんのブログですから両方ご紹介しました。

 

「そもそも、草部吉見大明神国龍命と申し奉るは、(略)宮居の池より出で給うなり。尊いわく。吾此の池に住む事久し。いま、神武天皇の産まれた給うを見て出でたりと宣ゆえ、吉見神と申し奉る。」

「其の元は、龍体にておわし、天神七代の終、イザナギイザナミこの国に生まれ給う終よりおはす大神なり。いま人体と出で現れ給うて、其○りゆえに国龍命と申し奉る。」

 

私流に解釈した表現では、

  • 草部吉見大明神国龍命は、神武天皇が生まれたことを吉と見たのがその吉見神という名の由来。
  • もともとが龍体で、神代7代やイザナギイザナミが生まれた頃からずっとここに住んでいた大神だった。神武天皇が生まれたタイミングで人間に変身して現れたのが、国龍神という名の由来。

で、武岩さんのブログにも書いてありますが、この「由来」という古文書には日子八井命という名前は一切出てこないのです。

さらに、細かいところは私の解釈が間違っているかも知れませんが、以下の内容が書かれています。

  • 女龍も池に住んでいて、結婚して生まれたのが阿蘇津姫。
  • 灰原という地名は、大蛇を切って焼いたことからついた地名と言われるが、「由来」ではお産や子孫の宮居の為に野焼きをした場所となっている。
  • 近くの池には、牛の顔をした神様が住んでいた。国龍神出現の時にはこの神様が応対した。その時に粟を備えていたし、さらに五穀の種を持ってきた。
  • 国龍神は、3人の子供をもうけた後で、乙姫と浮気する。

 

なんなのでしょう、これは。

まず、日子八井命と、もと龍体の国龍神は別物の可能性が高くなります。

 

ちょっと自由な妄想モードに入ります。私は例え話が好きですから、スタジオジブリの「もののけ姫」で考えてみます。

  • 龍神(国龍神)は、山の神であるシシ神の世界に住む側「山犬(モロの君)」。
  • 阿蘇津姫は、山犬に育てられたヒロインの「サン」。
  • 健磐龍命は、ヒーローで準主役の「アシタカ」。
  • 日子八井命は、(龍神とは別人で)たたら場の女リーダー「エボシ」。

 イメージは完全にイコールではありませんが、龍神側からしてみれば、日子八井命健磐龍命も土地に侵入してくる人間です。龍神は、本当の龍かどうかは別として、自然とともに暮らす先住民族でしょう。

日子八井命(エボシ)は、国龍神(シシ神に代表される、山犬を含む山の神たち)を滅ぼしてしまおうと考えますが、なんだかんだで融合していきます。融合の象徴が、健磐龍命阿蘇津姫(アシタカとサン)の結婚です。

融合した結果、人間側には龍や自然神は見えないのですから、日子八井命だけが残ります。または、神道でよくある、「祀った側の代表が、いつの間にやら祀られた神と一体化する」ということになります。

 

まあ、突っ込みどころが多すぎて、自分でも納得はいっていない妄想ですが、私はよくこんな「一人ブレーンストーミング(仮説の元となる制約を設けない自由な発想)」をしてみます。

 

国龍神が気になるというのは、神武天皇の3人の子供のうち、長男の家系ほとんど全てと、次男の家系まで借りて祀り続けなければならないほどに強力な神様である可能性があるとも考えられるからです。

ここはまだ勉強中ですが、古事記では長男の日子八井命は、たった2つの地方(または血筋)の祖であるのに対して、次男の神八井耳命健磐龍命の父)は、阿蘇を含めた18もの地方(または血筋)の祖となっています。そして三男が後継ぎの天皇です。

古事記の中では、日子八井命の扱いが小さ過ぎるのです。

 

次回は、先に紹介したブログや本の作者も扱っている、鬼八や牛の神様にも触れてみたいと思います。

ただ、年末ですからすぐには、ちょっとどうか(笑)。