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新まにあリュージョン!

霊感なしのスピリチュアルオタク

草部吉見神社は謎がいっぱい。

草部吉見神社について、改めてレポートします。

 

ここは「日本三大下り宮」の一つだそうです。他の下り宮がなぜ下っているのかは分かりませんが、ここはなんだか別世界へ下っていくような不思議な感覚があります。

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隣町にある幣立神宮は有名なパワースポットで、拝殿への長い階段を登っていくとまるで次元が上昇していくような不思議な感覚に襲われるという人がいます。ここはその逆と言ったらいいのでしょうか。実際にこの階段を下ってみないとわからない感覚があります。なんというか、重さと清々しさの両方を併せ持っている感じです。

 

ぶっちゃけて言うと神社の横に車で入れる脇道があって、ここを下らなくても拝殿の脇には出られます。だから余計に、便利な入口を使わずにあえて下り宮にしていることには何か意味があるのだろうなと感じます。

 

階段を下ると、そこまで大きくはありませんが、しっかりした造りの拝殿があります。

 

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拝殿の中を覗くと、だいぶ劣化して薄くなった絵が奉納されていました。

 

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蛇のタッチの感じからして、そんなに古いものではなさそうですが。

 

この神社は、神武天皇の子である日子八井命(ひこやいのみこと)がこの地に住んでいた大蛇を倒したという逸話を元に建立されたのですね。

 

そしてその日子八井の別名が、国龍神。普通に考えると、この倒された大蛇こそ国龍神という名にふさわしい感じがします。もしかしたら、この当時の九州には、倒した強敵の名を貰う習慣があったのかもしれません。

古事記で有名な「ヤマトタケル」は九州でクマソタケルを征伐したから、「タケル」の名がついたという逸話もありますから。

 

日子八井は、別名「年祢之神」とも言われます。草部吉見神という名もあわせて、不自然に別名が多い謎の神様です。おまけに、日子八井は古事記には載っていますが、日本書紀にその名が載っていません。

 

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由緒書きの一部です。

ほとんど阿蘇神社祭神と同じラインナップで、順番が変わっているだけです。

2つだけ違うのが、日子八井の息子夫婦である天彦と天姫(漢字変換できず)が祭られていて、その分、阿蘇神社金凝神と若姫(彦御子の妃)が外れているだけです。

金凝神綏靖天皇神武天皇の跡継ぎ)ですから、なんだか数合わせっぽいです。

 

また、草部吉見神社の方が阿蘇神社より先にあったと言われています。阿蘇神社の第一祭神である健磐龍命は、日子八井の娘である阿蘇津姫をお妃さんに貰っています。

別に記事にしたことがありますが、阿蘇津姫はある筋では有名な「瀬織津姫」だそうです。

 

次の写真は、拝殿の斜め前にある神楽殿の内部です。

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左の奥にある額を拡大。

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この美しい姫様は、阿蘇津姫(瀬織津姫)なのでしょうか。

 

 

また、拝殿に向かって右側には、もう一つ鳥居があります。

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「塩井神社」は清めの塩と同じくらい清らかな水を祀った神社という意味で、それは水の神様である瀬織津姫と大いに関係があるらしいです。

 

ここからは、もともと下り宮である草部吉見神社の拝殿から、さらに少し下ります。

すると、池があります。

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以前ここを訪れた時にはなかったプレハブのような仮小屋がありました。

「不老不死の水」の水源を整備しなおしたようです。

 

ここは池というより、湿地とか、沼という感じです。

大蛇伝説を表したものであろう龍の頭が、余計におどろおどろしさを醸し出します。

これを奉納した人は、神様の入れ物となって奉納させられたのじゃないかと思うくらい風景にマッチしています。

ただの害鳥よけの為に張り巡らしてあるのであろうテグスさえ、大蛇を封印するための結界に見えて来ちゃいます。

 

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また、この神社の境内には、樹齢1000年と言われる大きな杉の木があります。

圧巻です。

しかし、この時は写真を撮っていませんでしたから、過去記事のリンクを載せておきます。

mrtoma.hateblo.jp

 

もう一つついでに、謎があります。

拝殿の向かって左側の壁の彫り物が珍しいのです。

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鷹が、猿の口をこじ開ける図柄って。

日光の「見ざる、聞かざる、言わざる」は、徳川家康が実は後半は替え玉だった秘密をばらすなという暗示だという説があるとか。

だとすると、この猿は何か秘密をかくしているのでしょうかね。

神社の歴史は古いけど、この拝殿は江戸時代に作られたようです。

 

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草部神話については、いろいろと妄想が浮かびます。

これからは過去記事との重複はあまり気にせずに、引き続き好きなことを書いていこうかと考えています。