新まにあリュージョン!

霊感なしのスピリチュアルオタク

草部吉見神社は熊本地震の被害はなさそうでした。

幣立神宮を訪れた日は、ついでとばかりに5か所くらい神社のハシゴをしました。そのうちの一つは、奥阿蘇草部吉見神社です。

実は、行こうかどうか少しばかり迷っていました。というのは、最初に幣立神宮に行った時、小雨が降っていて肌寒い気候も手伝ってか、何とも言えない空気感があったからです。

 

どう言えばいいのでしょう。例えるなら、あの地震の後、必要に迫られて市のゴミ回収センターに行った時。道のあちこちのアスファルトに亀裂が入っていましたし、場所によっては本当に土地が隆起していたり、地割れをおこした田んぼも目にしました。

帰りに国道を通ってみたら、いつもは交通量が多い道なのにほとんど車が通っておらず、まるでゴーストタウンのような気が漂っていました。その日は大雨が予想され、避難勧告もありましたから特別だったのでしょうが。

 

話がまわりくどくなりましたが、今回の幣立神宮がそれと似た空気感でした。

そして、その空気感は大抵、草部吉見神社を訪れた時にも感じるのです。さみしような、怖いような。

しかし、午後になってかなりお天気がよくなって来たので、行ってみようと決心しました。すると。

 

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何でしょう。写真からもわかるかのような、この明るい雰囲気。

灯篭なども倒れた形跡はありませんでした。

鳥居をくぐります。

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何か明るい雰囲気。

この日に限って、幣立神宮と草部吉見神社が入れ替わったかのようです。

 

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拝殿も、地震の影響は感じませんでした。

何度もこのブログでご紹介したと思いますが、この右手に塩井神社の鳥居があり、そこをくぐってさらに階段を下ると、不老不死の水といわれる湧き水と、その水が溜まった池があります。

大蛇伝説のある池です。

そこはいつも北斜面の薄暗さがあり、湿度も高くてひっそりとした場所です。

今回はとても明るく、シダ植物の楽園(?)になっていました。

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一面きれいな黄緑色。普通は日陰にひっそりと生えているようなこのワラビのような草が、人の腰の高さから大きいのは胸の高さに届きそうなくらいです。

まあ、地震の直接的な被害ではないですが、普通ならとっくに刈られて手入れをされるところが、それどころではなかったのかもしれませんね。

 

そして以前ブログで紹介した時、池の結界のようにも見えると表現した、たくさん張り巡らされた害鳥除けのテグスが今回はきれいになくなっていました。

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周りの木の生え方で、この池だけは相変わらず日陰になっていましたが。

 

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水そのものはきれいなのですが、やはりスカムみたいなのは浮いています。

よほどいつも日陰なのでしょうね。

葦のような植物が繁殖しはじめていて、素人考えでは鯉の隠れ家にもなるし水の浄化作用もありそうだから、この植物で池を覆いつくす作戦かもしれません。

 

さて、この明るい雰囲気に勇気づけられて境内を見学していると、ちょっとしたことに気がつきました。

神社の屋根の軒には、狛犬よろしく「あ、うん」の彫り物があります。

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多分、獅子と象だと思うのですが、普通こういうのは向かって右側が「あ」つまり口が開いています。こちらは右側。象の口が閉じています。

もしやと思い、反対を見てみると・・・

 

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象の口が開いてる。しかも、ベロまで出して。

きっとこの彫り物ははめ込み式でしょうが、間違ってはめ込まれたのでしょうか。

実は、古代の神道では「あ」と「うん」が逆に配置されていたという説もあるようですが、そういう古代式に、ここだけそっと戻したのだとしたらすごい暗号ですね。

まあ多分、考えすぎでしょうが…。

 

余談が多くなりましたが、地震の直接的な被害がなさそうな草部吉見神社でした。