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新まにあリュージョン!

霊感なしのスピリチュアルオタク

「瀬織津姫」は、地名?

去年の秋から冬にかけては、高千穂周辺の神社巡りをするのがマイブームでした。

当然、有名な天岩戸神社にも行きました。そしてその時に「大祓の人形(ひとがた)」を奉納しました。奉納という言葉が正しいのか分かりませんが、人をかたどった所定の紙に住所と名前を書いて提出しておくと、6月末か12月末の大祓の行事の時に本人がお祓いをしてもらうのと同じことになるというシステムです。

 

最近、天岩戸神社から同じ人形のダイレクトメール(?)が届きました。

その案内文に「瀬織津姫」の神名が書いてあったのでびっくりしたわけです。

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少し文字が小さいので、その部分を拡大します。

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この中の一文を引用すると、

天岩戸神社の境内を流れる岩戸川(五ヶ瀬川の支流)は「上津瀬」「瀬織津姫」「中津瀬」「小戸の檍ヶ原」等の地名が残る伊邪那岐命の「禊祓い」をされた聖流です。

と書いてあります。

 

もちろん、「瀬織津姫」は大祓の祝詞の中に出てくる祓四神の一柱ですから大祓の案内にその名前が出てきてもおかしくはないのですが、瀬織津姫が地名というのは、どういうことなのでしょう。

 

文面からすると岩戸川に4つの別名があるというよりは、岩戸川流域の場所によって呼び名が変わるというニュアンスを感じます。

 

ではどこが瀬織津姫かと推測すると、一つは天岩戸神社の近くにある有名なスポット「天安河原」です。

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天安河原の仰慕ヶ窟の洞窟の中の祠

 

ここは天照大神が岩戸隠れをした時に、八百万の神様が集まって相談をした場所とされていますが、実はこの洞窟の中の祠はもともと瀬織津姫を祀っていたと言われているんですね。

以前に書きましたが、この祠の裏に回ると小さな石の祠があり、それがまさに瀬織津姫の祠だというんです。

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その祠を撮影するとやたらピンクの光が入ってビックリしたものですが、今は多分、湿気がスマホのレンズに乱反射する為に起こる現象だと考えています。

 

それともう一つの候補地は・・・天岩戸神社から車で10分くらいだったでしょうか、この鳥居の場所です。

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この鳥居をくぐって、急な階段を下っていくと、永ノ内川と岩戸川の合流地点があり、そこに祀られているのが瀬織津姫だそうです。

 

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ここは鳥居からもわかるように、「瀬織津姫神社」ではなく、あくまで「瀬織津姫」なのだそうです(この付近の地元の観光マップにもこの場所は小さく瀬織津姫とだけ書いてあります。)

 

 

まあ本当のところはわかりませんが私には、由緒ある天岩戸神社の社務所の方がわざわざ案内文に書かなくてもよい「瀬織津姫」の名前を入れているという事実が、ある意味ではショックでした。

最初に瀬織津姫を知った時の知識では、日本の神社はその存在をひた隠しにしてきたイメージがあったからです。

 

極端な話、瀬織津姫の存在を認めてしまったら、今の天皇が万世一系でないことがばれてしまって世の中がひっくり返るから、いないものとして隠されてきて、それが瀬織津姫の封印であり、陰謀論よろしく今でも神社庁あげてこの事実を隠し続けている。・・・それが私の、瀬織津姫を知った最初の頃の認識だったのですから。

まあ、「まつろわぬ人々のまつろわぬ神」ということは全くないこともないでしょうが、清濁併せ持つことができる日本人が、この事実をもって天皇制をひっくり返そうなどと考えることはないでしょうね。

神道好きがみんな右翼思想の持ち主でないように、それはそれとして、私は古代のロマンに思いを馳せ続けていくわけです。